デスコボランテー。
ワタクシが懇意にしてもらってるサイクルショツプ朝里さんは、おかげさまで40周年という大変なお店で、色々とまあ、尋常ではない。
なもんで、時々こんなモンがひょっこりと出てきたりする。
当然この手のものには目の無いヘンタイであるからして、そりゃもう強引に貸してもらったりする。
さすがは往年のディスクホイール。 フルームさんの使ってるのがピザなら、さしずめこれはプリンかタケノコか。
誇らしげに彫られた、BLEV.INT.・・・・・・、カムパネルラ・・・・・・・・・?
「どーどど どどーど どどーど どどー ♪
・・・って誰がイーハトーヴォだっちゃこのスカポンタン!!」
「でっ、ででーっ! よりによってラムさんっ!? いやあのお、デスクっつーのはほら、やっぱリンダちゃんみたいなキャラのほうが似合って・・・・・・・」
「何をバカオロカな。 このような芳しきヴィンテージパーツはウチくらいの風格がなければ履きこなせないっちゃ!
リンダ程度の初心な乙女ちゃんでは、せいぜいライトウェイトのオートバーンあたりが関の山だっちゃっ!」
「いやそれ貶してるんだか褒めてるんだかわかんないっスけども!!」
「くだらない漫才はそのくらいにするっちゃ! 漢たるもの踏み倒した足で語ってナンボ! レッツ! コンバイン!!」
「しーんちょっお ごぢゅー なーなめーえっ とーる たーいぢゅっう ごしゃく ごーぢゅうっ とんー
にょーたいが うーなるぞ そーらとぶ ぞー ? ???」
「どうした? どうした俺?? がっつり固くてずっしり重いが世の常識と言われるデスクウィールをだ。
軽々と踏み倒し、するするとトップスピードに乗せていくとは?? もしや? もしやもしや??
日々の鍛錬がついに実を結び、サノジュンヤも驚きのマーベラスがこの両脚に宿ったとな??」
「冷静になるっちゃダーリン! 語り口がバカ丸出しなのは芸風でしょーがないけれど! 見る目を濁らせちゃったらジ・エンドオブ魔法少女!
ただでさえ厨二をこじらせ40年なんだから、どしたって単なるイキリオタクのほら吹きBlogに堕ちてしまうっちゃよっ!!」
「だが! だがこのもがくたびに足裏に伝わるシュータッチの感触は! あきらかにこのホイールが我が剛脚に負けてたわんでいる証拠!
剛性の塊と云われるデスクウィールをそこまでしばき倒す爆発大腿四頭筋とは!
ついに! ついに新生、超DENZIロボの誕生日??? そー のー なー わぁーつっっ !!!!!」
⚡ 「天誅ーっ!!」 ⚡
「そーかそーかそーであったか。
足を止めててなお感じるこのシュータッチの感触は、あっきらかにホイールが振れまくっている証拠。
そりゃーそーだよな、ン十年も倉庫で惰眠をむさぼってて、ましてやケブラー編み編みとかなんだもん、
いきなし振り回されて振れが出ないほうが異常だわな。
そんでそんで、デスクという先入観に振り回されてたんだけど冷静になって見りゃ一目瞭然、
GL330なんちゅう軽くてやわいパイプリムをクブラー糸で編んで吊ったホイールに
サランラップ貼ったようなモンなんだから剛性があるワケないじゃんねー。
一踏み目から感じた意外なまでの脚当たりの優しさやギャップのいなしは、
ディスクホイールと言う言葉の呪縛がなけりゃあたり前田のキャプチュード。
軽くて優しいがヌルいホイールっちゅうことになるんだわな。 そんで伸びる。 フルディスクの上での伸びはさすがだわ。
うーんうーん、案外いいかも。 ムッシュムラムラと物欲が沸くよなあ、インスタ映えも相当くるしwww
「とーにかく! こんなごっしごっしとシューがこすれまくってる状態ではこれ以上の走りはムリ子ちゃん! 戻るっちゃよ!」
「うーん、残念。 わざわざ当別くんだりまで出向いてきて、高々18kmばかしで終了とは。
でもまあ機材トラブルであるなら致し方なし。 ささ、それではうどんでも喰らいに・・・・・・・」
「じょーだんはよし子ちゃん。 使ったことすらない機材を全面的に妄信してのこのこと出かけてくるだなんて初心なすみれちゃんだと思ったけ?
信頼できる自分の機材は当然持参のサリーちゃんだっちゃよん! はい、マハリクマハリタ!!」
「うおおおお! 何じゃこりゃ! やさしくないよ、これっぽっちもやさしくないよお! 何ならこっちの方が全然ディスク的!!
恐るべしカンパニョーロ・ゾンダ16R&コンチ・GP4000、20c!!
かの著名な自転車人は、『エアボリュームこそは正義』とのたまってたが、真逆の道を突き進んでおりますなあ。」
「そう! エアブォリゥムが正義とやらであるならば! これほどワルな車輪もそうはない!
なーいふ みたいに とがあて はー さっわる ものみな ちゃっちゃー きづつけ たー ♪」
「にしゃー、スッパルタンスパルタン! 重っもくて固ったいアルミディープリムを少ないスポークでキンキンに張って、
世の流行の逆を行く細っそいタイアにまたカンカンにエア入れて、えらくナーバスでソリッドな走りを体現。
だけどもそれが不快か? いやいや快楽の権化! たのっしいー!!
どっからどーしたって回しまくってナンボのド平坦のド直線を、あえて重ギアかけて立って踏み倒していくときのマッチョな加速感!!
それを際立たせてくれる精緻な回転系! 五感にビンビン来るマーベラス味!
ああ俺今、めっちゃ強い!と思い込ませてくれるフレーバー!! 美味いぞ! 美味いったらないぞ!!」
「おーしほいだば、ものはついで。 ほりゃ。」
「いやっ! ラムさんっ! いくら何でも、それはっ! ととっ!・・・・・・・・・・、お、おもっしぇぇ。。。」
「ぬうううーむ、これで。 こんなぺっちょの接地幅で。 つらいっちゃあつらいんだけど、どーしてそれがドMに楽しいんだべか?」
「うーん、言うならば、走行感の凝縮、ってとこけ?
25cのタイアに比べれば見た目半分くらいじゃね?みたいなタイアに、8.5とか9.0とかにカンカンにエア詰めて。
エアボリュームという名の安定感、安心感をばっさりこんと切り捨てて、ロードコンタクト、インフォーメーションを凝縮する。
でもそれはロードレーサーの本質的な美学だから。 走ることに不要なものをどこまでも切り詰め、切捨て、尖らせる。
これで200km走れと言われたらカンベンでしょうけど、50km以下なんだったらこれにふさわしいスパルタンを維持できるなら。
それはただのやせ我慢じゃないっちゃ。 尖らせただけの見返りがあるっちゃよ。 凝縮されたカタルシスという名の、ね。
実際数字にしたらかえって遅いのかもしれないけど。 同一速度での削減ワットが数ワットとかなのかもだけど。
ピリッとしないけども身体にやさしく、結果、ウチとの情事が48秒速く終わりました、って何の役に立つっちゃ?
そーんなつまらないものはクシャクシャ丸めてゴミ箱にポイだっちゃ! 帰ってからの晩酌の肴にならないっちゃよ!
正義なんぞはくそくらえ! ワルほど美味しいものはなし!! 今宵も酔わせてあげるっちゃよ、お代官様」
なもんで、時々こんなモンがひょっこりと出てきたりする。
・・・って誰がイーハトーヴォだっちゃこのスカポンタン!!」
「でっ、ででーっ! よりによってラムさんっ!? いやあのお、デスクっつーのはほら、やっぱリンダちゃんみたいなキャラのほうが似合って・・・・・・・」
リンダ程度の初心な乙女ちゃんでは、せいぜいライトウェイトのオートバーンあたりが関の山だっちゃっ!」
「いやそれ貶してるんだか褒めてるんだかわかんないっスけども!!」
にょーたいが うーなるぞ そーらとぶ ぞー ? ???」
軽々と踏み倒し、するするとトップスピードに乗せていくとは?? もしや? もしやもしや??
日々の鍛錬がついに実を結び、サノジュンヤも驚きのマーベラスがこの両脚に宿ったとな??」
ただでさえ厨二をこじらせ40年なんだから、どしたって単なるイキリオタクのほら吹きBlogに堕ちてしまうっちゃよっ!!」
「だが! だがこのもがくたびに足裏に伝わるシュータッチの感触は! あきらかにこのホイールが我が剛脚に負けてたわんでいる証拠!
剛性の塊と云われるデスクウィールをそこまでしばき倒す爆発大腿四頭筋とは!
ついに! ついに新生、超DENZIロボの誕生日??? そー のー なー わぁーつっっ !!!!!」
足を止めててなお感じるこのシュータッチの感触は、あっきらかにホイールが振れまくっている証拠。
そりゃーそーだよな、ン十年も倉庫で惰眠をむさぼってて、ましてやケブラー編み編みとかなんだもん、
いきなし振り回されて振れが出ないほうが異常だわな。
そんでそんで、デスクという先入観に振り回されてたんだけど冷静になって見りゃ一目瞭然、
GL330なんちゅう軽くてやわいパイプリムをクブラー糸で編んで吊ったホイールに
サランラップ貼ったようなモンなんだから剛性があるワケないじゃんねー。
一踏み目から感じた意外なまでの脚当たりの優しさやギャップのいなしは、
ディスクホイールと言う言葉の呪縛がなけりゃあたり前田のキャプチュード。
軽くて優しいがヌルいホイールっちゅうことになるんだわな。 そんで伸びる。 フルディスクの上での伸びはさすがだわ。
うーんうーん、案外いいかも。 ムッシュムラムラと物欲が沸くよなあ、インスタ映えも相当くるしwww
「うーん、残念。 わざわざ当別くんだりまで出向いてきて、高々18kmばかしで終了とは。
でもまあ機材トラブルであるなら致し方なし。 ささ、それではうどんでも喰らいに・・・・・・・」
信頼できる自分の機材は当然持参のサリーちゃんだっちゃよん! はい、マハリクマハリタ!!」
恐るべしカンパニョーロ・ゾンダ16R&コンチ・GP4000、20c!!
かの著名な自転車人は、『エアボリュームこそは正義』とのたまってたが、真逆の道を突き進んでおりますなあ。」
なーいふ みたいに とがあて はー さっわる ものみな ちゃっちゃー きづつけ たー ♪」
世の流行の逆を行く細っそいタイアにまたカンカンにエア入れて、えらくナーバスでソリッドな走りを体現。
だけどもそれが不快か? いやいや快楽の権化! たのっしいー!!
どっからどーしたって回しまくってナンボのド平坦のド直線を、あえて重ギアかけて立って踏み倒していくときのマッチョな加速感!!
それを際立たせてくれる精緻な回転系! 五感にビンビン来るマーベラス味!
ああ俺今、めっちゃ強い!と思い込ませてくれるフレーバー!! 美味いぞ! 美味いったらないぞ!!」
25cのタイアに比べれば見た目半分くらいじゃね?みたいなタイアに、8.5とか9.0とかにカンカンにエア詰めて。
エアボリュームという名の安定感、安心感をばっさりこんと切り捨てて、ロードコンタクト、インフォーメーションを凝縮する。
でもそれはロードレーサーの本質的な美学だから。 走ることに不要なものをどこまでも切り詰め、切捨て、尖らせる。
これで200km走れと言われたらカンベンでしょうけど、50km以下なんだったらこれにふさわしいスパルタンを維持できるなら。
それはただのやせ我慢じゃないっちゃ。 尖らせただけの見返りがあるっちゃよ。 凝縮されたカタルシスという名の、ね。
実際数字にしたらかえって遅いのかもしれないけど。 同一速度での削減ワットが数ワットとかなのかもだけど。
ピリッとしないけども身体にやさしく、結果、ウチとの情事が48秒速く終わりました、って何の役に立つっちゃ?
そーんなつまらないものはクシャクシャ丸めてゴミ箱にポイだっちゃ! 帰ってからの晩酌の肴にならないっちゃよ!
正義なんぞはくそくらえ! ワルほど美味しいものはなし!! 今宵も酔わせてあげるっちゃよ、お代官様」
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ではでは甘くてワルい夜のためにその壱!
間違いない!
甘くてワルい夜のためにその弐!
スーパー間違いない!!
ま、上のほうの最悪な文章はさておき、当別駅ベースに遊ぶのなら、
アフターに樺戸製麺所と滝の湯を押さえておけば貴方の幸せは約束されたようなものだということです。
ピース。
スーパー間違いない!!
ま、上のほうの最悪な文章はさておき、当別駅ベースに遊ぶのなら、
アフターに樺戸製麺所と滝の湯を押さえておけば貴方の幸せは約束されたようなものだということです。
ピース。
by denzib
| 2017-09-12 23:54