天国の走り方。

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「さて。 んじゃま、ラスの実力をば一発、ここAKにて検証してみるとするかな?
 どれ、どうよ。 ちゃんと走れねえってこたないだろな? たかが雪くらいで。」



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「ええいっ、何を偉そうに! 前世紀の遺物のATBと、時代の進歩に背を向けた旧態無変速車、しか持ち合わせていないような輩が、
 最新の機器を全身にちりばめたこの僕に上から目線とはどういう事だっ!
 レイノルズ520でフォワードジオメトリーのフレーム! FOXのテーパードコラム34φ、エア120mmストロークのフォーク!
 前後スルーアクスル! デオーレXTの11-42Tワイドレンジ11スピード、スタビライザー装備シャドーディレイラー!
 RACE FACE のナローワイドシングルクランク! SLXのフラットマウントディスクブレーキ! 142mmスライディングドロップアウト!
 チューブレスレディ対応29mmワイドの27.5インチホイール! 最新の装備が満載だ! セコハン共とは次元が違うっ!!」




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「はいはいはいはい、そりゃもう豪華絢爛ですよねえ、しばらくは手ェ加える必要まるきしないくらい。
 そこが多少予算オーバーながらオマエを選んだ理由なんだけどもね。 もしフレームから組んだらこの構成、30どころの騒ぎじゃないからね。
 ただ問題は、その金かかった分が満足度に反映されてるかどーかでしょ? 飾って眺めるには申し分ないけども、
 自転車、走ってナンボだから。 そしてそこにどうカタルシスが生まれるかだから。 そこ、大事。」



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「おおおおおぅ、なーるほど。 こりゃたいしたもんだ。 ボカァねえ、テレスコピックフォークってえのは今まで一台しか持ったことがないんだ。 
 はるか昔に、スペッシャライズドのフルサスなんつうのをもって以来だよ。 あれはどうだ、その後すぐマンちゃんを組んだから。
 そこにAMPを選択したから。 んで、スペシャは売っちゃったから。 テレスコ満足しなかったんだろ、当時でさえ。
 その後サス付きったら、GIANTのMR-4と、最近のブロンプトンか。
 いずれも結局すぐ売っちゃったなあ。 そのくらいサスとは相性が悪いんだよ、俺はさあ。
 だけんどもコレはちゃうなあ。 減衰ってのがちゃんと出てるなあ。
 そーだよ、サスペンションってのはさあ、このくらい金かけないとちゃんとしたモンにはならないんだよ。
 エラストマーのブコブコとかでマトモに走るサスなんて無理なワケ。 人間のほうでそれをうまくカバーしてやってはじめて、
 ある域ではノーサスに比べてそんなに劣らない走りができる、の程度なら最初からないほうがイイの。
 加速をスポイルするくらいなら突き上げ我慢したほうが全然乗り子にとって快適なのよ、これはスポーツだから。
 その点、コイツは。 いやー、まさかチャリのFサスでスカイフックを感じるとは思わんかった、正直。
 それにペダリングロスも、ダンシングしたらボインボインはするんだけども、それがロスでなく、
 駆動のトラクションをならして、スリップをさせないように働いてんだよなー。 たいしたキツネさんだわ。」



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「当然だろう、だから次元が違うと何度も言っているだろうが。
 置き場というものもあるんだし、もうあの二人には引退してもらって、オフロードは僕一人で充分なんじゃないのか?
 現にここ、AKの圧雪路においてもノーマルタイアで充分以上に走れているワケだし、あのバカ殿に大きな顔させる必要はないだろう?」




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「くぉらーっ! 人が黙っとったら何ナメたこと抜かしてんねんこのボンボンが!
 このワシの領土でデカイ面ァできる思うとんのんかスカがぁ! この行進を見さらせぇ!!」




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「なっ、なっ、何じゃこりゃあ~!! 圧倒的!! 圧倒的な機動! マジか! マジすげえ!
 そりゃあアイススパイカープロのトラクションはあるんだけども!! ここまで違うか? 軽いぞ!!
 29erなのに、27.5のラスより機敏に動く! すげえぞ陛下!! だが、なんでだ???」



       ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::



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まあ疑問があれば、走って解決するしかございませんですよ。 
走破性はともかく、機敏さにおいてなぜ陛下のほうが上と感じるのか?
陛下とマンちゃんの比較ならはっきりと、キビキビとドッシリ、と分かれたんですが。
ならばマンちゃんにもご出陣いただくのが近道。 おんなじ道を三人で比ぶれば、真実に近づけるナリ。 では!





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 ふひゅひゅーん! 確かに機敏さは抜群。 つうか、ナーバスなのね、小径車w
 とにかく頑張ってる感はアリアリ。 がまあ、競争したら不利だよなあ。 そんなカンジ。 
 いいんだけどなあ。 コンパクトな車体。 キビキビとした反応。 セクションはクリアできないけど楽しいっちゃ楽しい。
「まあそんなモノだろう。 限界は低いかもしれんが、挙動に妥協がないから楽しめるのだよ。」



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 そおかそおか、デカイんだ。 安定してるんだ。 だから鈍く感じるんだ。
 リアセンターは陛下より短いが、フロントセンターは長く、結果ホイールベースは似たようなもの。 マンちゃんは一回り小さい。
 というコトにとどまらず、乗った時の上半身の増長。 ハンドル幅が思い切り広い。 ハンドル自体も高い。
 それにより手を思い切り広げて背中が立つ。 アップライトな姿勢。 によってフロントに荷重がかかりにくい。
 そしてサスペンション。 安定性があるっちゅうコトはニブイ感じがするんだよなあ。
 ダイレクトっちゅうと聞こえはいいが、とっちらかり易いってコトでもあるからさ。 マンちゃんだとブレーキかける下りが、
 ノーブレーキでいけるんだからそういうコトなんだよねー。 上半身をコンパクトにまとめられるようにポジションいじれば良くなるな、ウン。
「当然だ! そもそも安定性が欲しくてワンサイズ大きいのにしたのはお前だろう! 
 そりゃポジションだって大きい状態がデフォルトになるだろう。 小さい人間にふさわしく小さくすればいいだけの話だ!
 だいたいボクはこんな雪道を走るだけのために生まれた訳じゃない! コースに出てみろ! あんな田舎殿下に負けるはずが・・・・・」




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 んで、陛下。 アグレッシブなのよ、マジで。 まずスパイクが効いてる。 絶対トラクションの強さがやっぱ支配的。
 変速ナシってのが弱点だと思うでしょ? そーでもないの。 むしろそれがカタルシスを生むのよ。
 まず加速。 当然重いギアを踏むんですけど。 スパイクのダイレクトなトラクションが相まって、実に足応えのある加速するの。
 ノーマルタイアを滑らせないように軽いギアからくるくる回して、トラクションコントロールな加速するよりも、
 漢の全開加速で力まかせにドッカン行ったほうがアドレナリンの出が違うんだわね。
 そして坂になっても。 まず基本ダンシングですからね。 そりゃアグレッシブですよ。 そしてカルサガバーがいいねえ。
 力の入るポジションで前輪の上に居られる。 機敏にも感じるワケですねえ。 イイ。 実にイイ。
 シクロクロス用に低くしたハンドルもアグレッシブに輪をかけるワケさ。 まさにAKの帝王。 エンペラーだわ。
「せやろ? 年季がちゃうねんて? だいたいが皇帝陛下なんやねんから? ボンボンごとき相手になるワケないやろが? 
 誰が田舎殿下や気分悪いなあ。 変速機とやらで楽しとるから楽しめん。 サスフォークとやらで楽しとるから楽しめん。
 楽しめないなら採用する必要ないやろ? 引き算の美学ちゅうモンがワカランあたり、所詮成金あがりっちゅうコトやねんね。」





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この道を走るために。 そのシンプルな楽しみのために。 

ピース。





     
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# by denzib | 2017-01-03 10:17 | Comments(2)

鉄粉。

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「さてダーリン。 前回ウチの活躍の陰になって紹介され損なっちゃったラス君ですけど。 そもそもどーしてラス君なワケ?」



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「うむ良い質問だ。 KONA EXPROTIF 、Raw Steel Gold Tint 。 コナですよ。 粉ですよ。 鉄の粉ですよ。」




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「鉄粉というワケですよ。 そしてこの色。 直訳すると〔金色がかった生地鉄〕ってヤツですわ。 いやこれがえらくシブイのよ。
 塗りではないのかね? コーティングなのか、セミグロスのクリアブラウンなのか? ロウ付けの小物のロウが金色まんまなんだよねー。
 いやー、シブイ。 日本人の侘び寂びというものをわかってらっしゃる。」



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「それでrustなワケけ? まー英語で言えば多少カッコはつくけども、要はサビ夫ってことでしょ? 本人怒らないっちゃ?」



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「おい貴様! 人が黙ってたらふざけた名前を付けおって! そこへなおれ、刀の錆びにしてくれるわ!!」
「ほーら怒ってる怒ってる! ごめんねー、ウチのダーリンがふざけた名前をつけて・・・・・・」
「いやあ、貴女が噂のラムさんですか! 噂にたがわぬ、いや噂以上の美しさ! まったくこのバカにはもったいない!!」
「こらっ!人の目の前でヨメを口説くなっ!! ん? この偉そうながら女に見境いのない性格は・・・・・・・、!
 面堂終太郎かーっ!!!」



「あーあ、rust太郎ってオチ? これはめんどくさくなりそうだっちゃー!」



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# by denzib | 2016-12-31 22:16 | Comments(0)

適当に訳せ。。。

前々回、よっぱらったイキオイで(丸三日かかったが)スーパーdis記事を書いたジャスト・ライドなんだが。
いいだけ書き散らし、勝手に勝利した満足感からまたパラパラと立ち読み(そこ! 買った本よりよっぽど読んでるとか言わない!)し、
あるページでふと疑問に駆られた。 体重のある人が坂を上る時は、シートから立ち? 交互にペダルを踏み込み?? バイクを左右に揺する???
・・・・・・・・。????????
・・・・・・・・、それって・・・・・・・・・ 「坂ではダンシング。」の一言で済むんじゃね? なして丸々一頁使って説明してんのよ???

長考・・・・・・・・・・

あーっ! わかったあ!!



もう一度表紙を見返す。 ラディカルで 実践的な 自転車 入門!!



そーだ。 そーなんだ。 言ったとおりだ。 そりゃ「ゆるふわポタガールふみこの、自転車で楽しくダイエット!」とかわんないさ。
だってただの入門書なんだもん。 グラントの旦那はただの入門書としてコレ書いたんだわ。
いわゆる、40度の人向けではないの。 10度の人向けなの。 5度の人よりちょっとだけ冷えてなくて、暇な時に自転車で遊んでみたい、
けど周りのそーゆー人はみんな目が三角で血走っててローラー台でFTP値上げるのに躍起で、自転車そーじゃなきゃダメなの?
という10度の迷える子羊のための本だってコトなんだよ。
決して、自分40度なんだけど70度ヤローがやれぬるいだ気合が足らんだと偉そうに、ざけんじゃねえぞ!の本ではないんだよ。
そこで浮かび上がるのが日本語版の歪曲疑惑。 聞けばこの本は、自転車とあんまりカンケーない音楽業界の出版社が、
自転車に乗ってないランナーの翻訳者に訳させたらしく。
それかよ。 お前らかよせっかくのマグロの切り身にマヨネーズかけてレンジでチンして、「SUSHIデース!」って出したのは。
せめて「ツナマヨオニギリデース!」って言えば江戸っ子の俺もバーローチクショー!にまではなんなかったのにさ。
誰がどーいうおつもりでそういう演出をしたんだか、単なる入門書がレーサーかぶれへのアンチテーゼみたいに脚色されてたんだわな。
それをかぶれまくってるオレみたいなのが読んだんだから、そりゃフランベもするわ。 

やー、ごめんねグラント君。 よっぱらったイキオイでずいぶんと憤っちゃって。 多分キミのせいでないよ。 笑。




さて。 おふざけはこのくらいにして。 ひとつだけ本気であやまらなければいけません。
それは、ふみこさん。 本物の踏子さんは、決して ゆるふわポタガール なぞではございません。
北都・札幌にて昭和30年代から平成15年まで雨の日も雪の日も朝から晩まで黙々とミシンを踏み続けていた職業婦人の鏡。
その爽やかな笑顔の下で続けられた精密機械のごとき正確無比なペダリングはジャック・アンクティルも顔負け。
もし自転車に跨らせたならば数々の記録を打ち立て、日本の女子レース界の歴史を変えたであろう彼女。
世に出回るミシンが次々と電動式に変わっていっても頑なに機械式にこだわり続けた鉄人。
勤務先の中山ミシン店の閉店によりひっそりと引退していった彼女、千鳥踏子さん。
大いなるリスペクトをこめて、その名を記事に借用させていただいてましたのさ。 感謝。





   
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# by denzib | 2016-12-29 22:09 | Comments(0)

女神頼み。

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「えーっと、ですねえ、ラムさん? あのー、新入りのお話とかはしなくていんでしょか? もう皆さんの関心事はそっちのほうかと思うんですが・・・・・」
「何言ってるっちゃ? 前回ダーリンが算数すらできなかったせいで、未だ去年のマイレージを更新できてないというお家の一大事!
 土夫だかサビ夫だか知らないけども、そんなのは後回しだっちゃ! で? いったい何キロ足りないっちゃ??」

「いやーあっさりと前回、とか言っちゃってますけども、もう一ヶ月も前のお話なんですよ? しっかしヒドイお話でございますですなあ。
 10月末にさやかとAK余市でのデートを最後に、この一月半以上、休みと言えばほぼ全部雨と雪、しかも前日まではイケそうなのに当日アウト。
 先月のルミとの洞爺デートもはぼ9割がウエット路面の有様で、唯一晴れたのが12/3のサムズのイベントの時だけ。
 内心思ってましたもん。 ばっけやろお今日は降っててもいいんだよ、晴れてんなら乾いた舗装路走りてーっ!って。
 おかげでこの11-12月はまだ79.5km。 去年は500以上走ってるんですぜ? 
 いやー、あとたったの1.3kmがここまで引きずられるとは思わなかったなあ・・・・・・」
「ふえ? たったの1.3kmぉ? そんなんで一ヶ月も足踏みしてたっちゃ?
 それだったら前回の月夜のパンクデートでそのくらいは走ってるからイイんじゃないのけ?」

「ぜ、前回ぃ? はるか昔の旧ブログの頃の話でしょ? あれはメーター持ってなかったしあくまでノーカンってことにしてましたから。
 そーゆーワケなんでラムさん、一月半なまけた足はもうすっかりローデーのものではないんでお手柔らかに。」



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「んー、で、ですねえ。 なんかいつまでたっても路面が乾いてきませんですよ? このまんまだと太平洋岸まで出てしまいますなあ。
 ダテとかムロランとか、あんまし走って面白いトコないんですけんども。
 多少濡れてもいいから、壮瞥あたりでチョロチョロっと済ませませんか?」
「いやーん! そんなのダメだっちゃー!! ウチはオンナノコですもの、愛するダーリンとのデートのときは、いつもキレイでいたいの!
 ううん、もっと端的に言うっちゃ!ルミみたいなヨゴレはイヤなの!!」

《 ひっどおーい!! 》

「わわっ、マズイ! 聞かれたっ!!」
「ダーリン!! きゃわいいルミに向かって何てヒドイこと言うっちゃ!!」
「言ってんのはオマエだろーがっ!!」

《 くっすん。 》

「あちゃー、万事休す。 天気の一つや二つ、パパパのチョイナで操れるウチにもどーにも止められないのがルミの涙雨なんだっちゃよねー・・・・・」
「どーすんの、ラム? こりゃダテがムロランだろーがシラオイのトマコマイだろーが絶対ドライ路面はいただけないぜ?
 あきらめて退散するか?」
「バカ言うんじゃないっちゃ! ウチはヨゴレはイヤだけど、ヘタレはもっとイヤだっちゃ!!
 こーなったら一蓮托生呉越同舟、ルミと一緒のヨゴレになってやるっちゃーっ! 覚悟おし!!」




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「しっかしまあ、くすん、で良かったわ、くすん、で。 びえええ~ん、になられたらさすがにDNSだわなー。」
「ま、そのくらいの分別がつかないアホっ娘ちゃんではありませんわんっちゃねー。
 あとはウチがたーっぷり泥だらけになればゴキゲンも治るでしょ! 」




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「んー、やっぱし市はおもろないですなあ、走るならば町か村。 ロードバイクっつうのは都会的な乗り物ではございません。」
「そりゃまあそうですけど。 今時期なんだから仕方ないっちゃね。 ・・・・・、しっかし・・・・・、マジにローディーの足じゃないっちゃね。
 ジャスト・ライドでも読んで勉強したら?w」




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「またまたそんなイジワルを。 これでゴキゲン直してくださいな。」
「あれまあ。 お心遣いは嬉しいですが、ウチはイッタルマヌーブリっ子ちゃんですからwww」



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「小ネタはよしとして。 筋肉が衰えるのはともかく、感覚がロストしちゃうのはイタイマヌーブリ。
 この20cの異次元感も、アレ?ロードこんな切れで良かったっけ??になってる。 23cとの違いようがワカラン。」
「見た目の違いはものすごいんだけどねー。 あの中年太りのビットリアと比べたら半分くらいなんじゃ?
 (冗談ではなくタイアは経年劣化で太ります はがす前に実測しなかったのは不覚でしたが、おそらく25cくらいはあったハズ)
 のインパクトなんですけど。 違いがワカラヌとはずいぶんと堕落したっちゃねー?」




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「いやあそりゃ一月も乗ってなかったら無理ですって。 味オンチにもなりますわ。
 んー、このウエットからドライに変わって、水幕一枚が消えると明らかに軽くなり、滑るように進む感覚。
 そしてこのハンドリングのキレとナーバスさ。 エアボリューム皆無のごときダイレクトな路面の突き上げ。 
 それを絶妙にいなす優しきクロモリフレーム。 高剛性カーボンフレームx25cの世界とは真逆のこのバランス感。
 うーん、味比べしたいねえ。 アリーシャと。 リンダと。 さやかと。 ルミと。 おおっと、ルナともだ。
 よく、「どれもおんなじ。」とか言われるロードバイクの、この彩りの豊かさ。 繊細さ。 わっかるかなー。」



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「にゅふふふふー、その軽やかさの正体が追い風だったなんて、皆様には口が裂けても言えないっちゃねー、大先生?www」
「ああっ、何てことを! 私を教祖と崇める信者達の信仰心を揺るがせるような発言は・・・・・」
「誰もいないって。」



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10月末には4000目前だった今年 しかし前代未聞のこの天気の祟られかたによってこの冬至にてようやく4097km
堕落はあざなえる縄のごとしと申しますが(申しませんw) そうそううまくゆかぬのもまた世の中
本日も前半は天気と道と足のイケてなさに嘆きましたが いやいやちゃんと後半で吊り合いはとれるものです
何せ相棒はこの女神なんですから そりゃ充実は約束されてますともさ マジで踏みさえすればね

さて今日からは年末年始 MKシリーズ開幕といきたいところですが 彼の地も雪との報せもあり
どうなりますことやらねえ・・・・・





     
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# by denzib | 2016-12-28 00:32 | Comments(0)

適当に乗れ。

うーし、だいぶん酒も回ってきたことだし、一発喧嘩でも売るかあ。

少し前、書店の棚で見かけた「ジャスト・ライド」なる本。 パラパラとナナメ読みして、苦笑いして棚に返したのだが。
なんだか周辺で取り上げられて話題になってるので、オイオイ、と。 ちっともイイ事書いてないのに。 なしてよ? 
また書店で立ち読みして、いや、読めば読むほど頭にくるんだわ。 こんなモン本にして売ることかオイ?
テメエがそう思ってるんなら勝手にやらしとけばイイんだが、本にまでして他人に流布するコトなのか? と。
どーにもムカつくんだわ。 いや、こういう類いのは他にいくつもあるんだけどもさ。 どーしてコイツがムカツクか。
コイツ、中途半端にしかチャリンコ乗ってないくせに、本気で乗ってるヤツを「ただの体育バカ」呼ばわりして、
いかにも自分のほうが意識高い系なつもりしてるのがムカツクんだわ。
べつに中途半端なのが悪イ言うつもりはないよ。 いいよ、それが好きなら。
ただそれを正当化するためにレベル低くても本気で乗ってるヤツを揶揄するのがムカツクのよ。
いわく、前傾姿勢。 いわく、ビンディングペダル。 いわく、多段変速。 いわく、レーシングスーツ。
プロレーサーでもないのにどうしてそんな大仰なマネすんのよ?と。
決まってんだろ、スポーツだからだよ。 そのために必要だからだよ。 必要だから選択し、有用だから継続してんだよ。
いかにも自分はわかってます、みたいな顔して帯紙にでかでかと書いている、
趣味で乗っている人たちがプロの装備を何もかも採用しているなんて、自転車界ぐらいだ、おかしいと思わないかい? の文言。
どこがだ? 趣味で水泳してる人、その装備は北島康介とかけ離れてるか? 
趣味でランニングしてる人、高橋尚子のカッコじゃ不便で困るか?
趣味で登山してる人、そりゃエベレスト登るカッコはしてないだろうけど、野口健が羊蹄山登るときは趣味の人より軽装だろ?
朝野球のオヤジだってファイターズとカッコはかわんないよな? たかがボール打つだけのためにバット買うなんてもったいない、
丸棒一本持ってりゃ趣味の野球と剣道と蕎麦打ち全部それでできる、なんつったら絶対おかしい人だろが。
ああそうさ的外れもイイトコだろがさ。 人が本気でやろうとしたらその装備はレベルの上下には関係ないもんだわさ。
俺なんちゃらただの低級ローディーよ、レーサーでも何でもないよ。 ホンモノのレーサーと比べたらもうカス、ゴミ、ウジ虫レベルだよ。
でも装備は似たようなモンに見えるんだろね、一般ピーポーから見たらさ。
いや、パワーメーターも無線もサポートカーも専属メカとマッサーと指令出すカントクもいないんだからまるで別物だけど実際。
でもでもさ、たかが趣味なんだからちょろちょろっと流してオシマイ、なんてそんなんならそもそも乗る意味自体ないじゃん。
そりゃいつでも限界MAXで踏んでるワケじゃござんせん、景色や風を楽しみながらちんたらと流す時もありますが、もがかず終わりはないしょ。
どーしてそんなイカレたカッコしてヒイコラ言って、どー見たってエコでも健康的でもない、どっちか言ったら寿命縮めるようなマネするんだって?
そんなの決まってるじゃん、「彼女がそれを求めるから。」だよ。 
ラムもルミもさやかもリンダもルナもアリーシャも、走るために生まれてきたんだよ。 そんな娘を嫁に娶ったんだよ、やるこた決まってるだろ。
ただひたすらに速く、だろがさ。 そりゃ普段いいだけさぼってるし、贅肉もついてるし、根性もありゃしないし。
ストレスだ寝不足だ風邪気味だ腰痛だ二日酔いだと、しょーもないコトだって多々あるけどもさ。
それでも奴さんでひとっ飛びしてニセコだ洞爺だMKだと着いてさ。 その時の状況に合わせた最良の装備をしてヨメに打ち跨り、ペダルはめたらさ。
本気を振り絞らずにはいられないだろーがさ。 彼女がそれを求めているんだからさ。 もちろん俺にも異存なぞないさ出し切りますともよ。
リンダの求める本気とさやかの求める本気は違うけども、本気に変わりはないぜ。 そりゃそうさ、だからヨメが6人もいるんだよ。
ヨメの求めるものに応じ、ヨメの麗しさを存分に引き出し、比類なき一体感を得る。 濃密なるまぐわい。 ほとばしるカタルシス。
そうさ、カタルシスだよ。 それが欲しくてチャリンコ乗ってるんだよ。 踏むんだよ。 もがくんだよ。 死ぐんだよって!
自転車に乗る目的だあ? エコロジカルな移動? ダイエット? 健康維持? ふざけんな、だよ!
シャカリキ読めよ! 鳩村が言ってるだろ!
自転車にのれるから地上にいようと思う この乗り物がなけりゃ 
生きてみたいとも思わない !!!
   ってよ。


ラディカルで実践的な、だあ? ラディカルって何よ? 急進的、過激、革命的、だあ? 全然意味なしてないじゃんか英語知ってんのか?
だいたいその表紙に出てるような自転車持ってだよ、普段着のまんまでクルマにも乗らず家を出てよ、どこ行ってどう乗って楽しく満足できるのよ?
百歩譲ってたとえ一回それで面白かったとしてもよ、それを休みのたびごとにやりたくなるかよ? 
家からならどんなに恵まれてるヤツでも東西南北4方向しかないぜ? 無理しない範囲で楽に快適に一回り、って、すぐ飽きるだろ。
そんなんじゃどんな脳内麻薬も分泌しやしないよ、パチンコやってるほうがまだマシだよ。
オメエの言ってる本気になんない楽しい自転車なんてよ、
ボロボロのママチャリにくわえタバコで乗ってパチンコ行くメタボオヤジに言わせりゃ、目的もないのにただぐるぐる走り回ってバカじゃないの?だよ。
だいたい書いてるコトに何の学びもないもんな。 それって、「ゆるふわポタガールふみこの、自転車で楽しくダイエット!!」と内容かわんないぜ。
「ギアは8段あれば充分だ!」なんて書いてるけどもさ、まるで説得力がないんだよ。 
それだったら5段でも3段でもいいんじゃないか? だいたい8段っていうけど、オマエ自分のチャリ、どういう構成で8段にしてんだ?
内装8段か? あるのか? シマノは5と7と11じゃなかったっけ? それとも外装の2x4段か? ないだろ?
それに電動シンクロシフトにでもしなきゃ2x4は順番に使えないよな。 ローラン・フィニョンみたいな神業ダブルレバーしないだろ?
じゃあ1x8段を採用してるのか? フロントシングルでリアはクラリスの8段でも使ってるのか? 12-25か13-26かね?
そうじゃないだろ? だってそんなクロスしてたらその用途で使えないだろ?
5kphから50kphまでを使用レンジと考えるとギア倍数10だぜ? トップが10Tならローは100T(爆)
現実はケイデンスでカバーできるけども、ケイデンス範囲が30~90rpmだとすれば三倍だよな。 120rpmまで足回さないだろ、アンレーサー?
だとするとギア倍数が3.3くらいになるよな。 12-40の8段カセットってことになるぜ? どこから出てるんだい?
使ってるんだろ、当然。 使ってるから8段で充分、って声高に言ってるんだよな? 
クラリスの12-25や13-26は2倍程度だぜ。 MTB用のAcera、ALTUSクラスで11-34Tつうのが一番ワイドでかろうじて3倍越えるハナシだもん。
11-13-15-17-20-23-26-34 だそうだがな。 2-2-2-3-3-3-8って歯飛びだぜ。 もう少し均一に飛ばさないとマズイだろ?
バラで買って組み合わせてるのかね? どうなの? 人様に勧めてるくらいなんだから、こうすればその仕様が作れますよ、くらい言えるでしょ?
実際のところ、2x8あたりで組んでて、いやあ全部使わないなあ、8段ありゃいいじゃん?くらいで吹いてるんじゃないの?
化繊のアンダーウェアなんていらない!とか、中身読んだら、コットンで困ったことはないから、なんだそうだ。
いやあ、ぜひその普段着のままで、気温5度の朝里峠を一本、登り降りさせてみたいね。 
登りでビシャビシャになった綿のTシャツがさ、下りに入ったら命を奪う恐れすらあるってことなんだわさ。
他の項目も、いやーそこまでガチでないもの、こんな程度で・・・的な記述ばっかだもん、ハナシにならんわ。


自転車、に限らず何でも、だけど、それぞれ取り組む人によって温度差、ってモンがあるよな。 
まあ水だとして0度から100度までの範囲があるわな。 鳩村君達が100度だとすると、俺あたりは70度くらいか?
この本のヤツは40度前後か? パチンコオヤジは5度だ。 それぞれそこが快適温度なワケだ。
〇〇の人としての大きさ小ささとは別に、温度。 大きくてもぬるい奴もいれば、小さくても熱い奴もいる。
70度の俺はさ、100度の熱さにはリスペクトがあるが、そこまでにはヒートアップは無理だなあ。 40度は物足りないし5度はカゼ引くよな。
で、40度から言わせりゃ70度だろうが100度だろうがヤケドもんだし、5度なんてのは自転車好きでも何でもない。
で、5度に言わせりゃ100も70も40も一緒くたのバカ、になるんだよな。 みなそれぞれの温度が快適だと思ってる。
でも40度野郎はさ、自分を正当化したいがために70度を揶揄するんだよ。 100度の方にはさすがに文句言えないんで、
100度になれないくせに40度を下に見る70度を揶揄するんだよ。 で、5度は無視。
なあ、それが意識高い系のやることかい? だから腹が立つんだよ。 40度に勝手に仮想敵に仕立てられたんだから。
どーして敵視されなきゃならんのだ? 俺さあ、自分を40度まで冷ますのはぬるくてイヤだけど、
40度のヤツを無理やり70度まで沸かしたいとは言わんぜ? 俺の70度がそんなに気に食わないのかよってーの!


んで。 題名のジャスト・ライドってのはどーゆーことかな? ジャスト=適当、ライド=乗る。 適当に乗れ、だな。
いやー、よく言われるよな。 「キミ、適当適当言うて怒るけどもそら間違いやで。 いいかげん、言う意味やなくて丁度良く、言う意味やねんて!」
うん。 逆の意味で使うとは思わなかったなあ。 そうなんだよ、最初からそう翻訳してくれりゃこんな怒らずに済んだのに。
『タカタズンヂの 適当自転車道』 ってさ。
ズンヂに「いやーペダルなんて固定されてなくてもロスなんて感じませんよ、適当適当ー!」言われれば怒りもせんよね。


     いやー怒った怒った、多少スッとしたなー。 ん? 何でそこまで怒ってるんだ、って?
     そりゃそうだろうよ、去年とは打って変わってこの気候だもん。 11-12月でたった一回、80kmしかヨメとシてないんだもん。

 たまっちゃってたまっちゃって。

 もう痛いくらいに。



     まあ痛いのは芸風ですから。 おあとがよろしいようで。





  
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# by denzib | 2016-12-16 23:09 | Comments(4)


痛くてもしょうがないよ芸風だから 一応自転車ブログ


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