さたでーないとひーばー

 どお~ぉも。 だいぶんご無沙汰しておりましたが、死んでたワケでも腐ってたワケでもござんせんよ。
 ちょっくら貯めてみただけなんですw ふつうのこと書いてもつまんないしww


 さて、ある日のこと。
 ツイッターのTLになんとも謎なイベントが飛び込んできた。

「八剣山ナイトエンデューロ」



 何だ? これは何だ? あれこれつついてみると、どうも個人が企画した草レースらしい。
 となると。面白いに決まってるじゃないか。 己の嗅覚に絶対の自信(根拠は無い)を持ってるアタシは、一も二もなくエントリー。
 大切なのはこういう時にスッと尻馬に乗れる cheep hip さ。 これに尽きる。
 踊るアホウに見るアホウ、同じアホなら踊らにゃソンソン。 
 こんな時、失敗したらしたで、それで一ネタだ!と言える、ヘンタイブロガーという肩書きは、強いやねw


 さて。 とりあえず、用意はどうすべきか? 八剣山だ。 ナイトだ。 エンデューロだ。 それ以上の情報はない。
 であれば。 100%思い込みで準備するに限る。 人に聞いて間違いのない準備とか、それつまんないでしょw
 暗いよー寒いよー怖いよー。 これを克服すれば勝利にちまいない。
 さて。 じゃあ我がバトルマシーンは? むーん。 ここはやはり、冬の帝王、暴君ネロ陛下しかいないわな。 
 シングルギアは厳しいかもしれんが、絶対にオイシイ。 オイシイ言えばアリーシャもアリだろうが、まあ現実無理だし。
 AK仕様からのモディファイは何が必要るか? んー、まずギア比。 コースとなると一般道のAKギア比じゃ高いだろ。
 天狗山のギアに組みかえる。 あとはまあ、ライトか? 街灯なんぞがあるはずもないだろうし。
 ただ、通勤その他に自転車を使うことのないオイラだからして、そういう機材もノウハウもないワケ。
 さて、真っ暗な中チャリ走らせるに足るライトなんて持ってたべか?
 巷ではやはりCATEYEのVoltシリーズが正解とか言われてるけども、そもそも普段使いしないからねー。
 とりあえず手持ちは、BBboroの充電式と、中華の懐中電灯タイプ。


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 中華さん、照射角が可変できるからワイドに振ってやれば良さげだね。 でもスポットもあったほうがいいし、
 何ならトラブルにて消えたりしたこと考えれば二系統は欲しいやね。 でも大枚はたくのももったいない。


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 自転車屋でマトモなの買ったら、5漱石くらい飛びそうだけど、普段一切使わないからもったいないわな。
 そういう時コスパに優れてるのは、工具屋さんにあるライト。 
 アストロプロダクトのこれは、ハイパワー1LED、単4×3の明るさが特価400円切ってるんだから使い捨ててもw


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 ヘアゴムで縛り付けるというお手軽さでかなり信頼感アップ。


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 この通りの明るさ。 これで安心だろ。


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 そしてboroのほうはヘルメットに。 視線の方向に光が行くのはかなり有効でした。
 いつものスキー用GIROは重さと、ライトブラケットが付けにくいのがアレで、カブトのR1を選択。
 保温の名目でインテークダクトをふさいでみました。 これ正解。


 さあ。 では、レース仕様で男前をググッとアップした陛下のお姿を御覧いただきましょう。



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 「こらぁかなんなあ、いっこも見えてぇへんやないの! 大将!」


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 「むむーん、マジでキビシイねえ、これ。 なんともインスタ映えしないよ、そもそも写んねえもんw
  つうかそんなコトより、どーすんのコレ? いや、今、一周試走してきたんだけんどもさ。
  号泣レベルで走れねえぜ、ザク雪とわだちで。 滑ってささってジャンケンポンだぜ。
  もしここに屋台の自転車屋が来て、『ファットバイクいかあっすかぁ~?』言われたら、女房を質に入れてでも即・・・・・
⚡ 「売るんじゃないっちゃーっ!!」 ⚡
 「いっ、いや!誤解だ!誤解だよラム!
  どうして愛しい愛しいキミを売ろうだなんて!
  ちゃんと質流れする前に金は工面してだねえ・・・・

⚡ ⚡ ⚡「天っ誅ーっっ!!!」 ⚡ ⚡ ⚡
  「ほげぎがぎゃーっ!!!」




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 「・・・・・、あのー大将、もうお済みでっか? 姉ヤンと仲ァむつまじいのはもう犬も喰いまへんけどな、
  レース前に燃え尽きられたらかなんのやがな。 だいたい屋台も質屋もここにはおまへんし妄想モードはそれくらいで。
  とりあえずタイアのエアはペッタペタに抜いたんで、これであんじょう頼んまっさ!

 「う、うおおう! そうじゃそうじゃおおそうじゃ、灰になってるバヤイではないのじゃ! とりまウォームアップOK、と!
  うへえ・・・・みんな強そう! あれも猛者 これも猛者 みんな猛者 もっさ猛者 ♪ ©松坂慶子
 「まあ泣こうが笑おうが実力以上の走りはできんのやし、やるだけやればええやないの。 
  言うてもAKいいだけツッタカしとるんやし、そこそこ行けるんちゃう? このワシは万全やし、大船に乗ったつもりで!」




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 さあ号砲一発、全12台一斉スタート! うち3台はチームなんで、ソロの部は9台か。
 とにかくまずは、前に喰らい付かなきゃ勝負にならん!ともがいてみたのだが、アレ?
 アカン。 踏んだら途端に横向くわ、はまってあずるわ、止まったら再発進がキビだわ、ハチャメチャ。
 いかんいかん、慎重に、スムーズに、ロスなく行けと理性はささやくのだが、誰も聞こえちゃいねえ。
 あああ滑る滑る、キィー離される!いまいましい、前の奴はまれぇ!と呪うと、これが結構効くw
 しかし、イヒヒと追い抜こうとすると穴二つ。 おんなじトコではまるうちにまた離されるの繰り返しw
 一周1.2kmほどのこのコースを10分弱でラップ、
 スタート地点のラップボードにマジックで正の字を書いて二周目に突入するといういかしたシステム。
 二周目にしてすでに腕がパンパンで握力がない、厳しくなってきたぞお! 保たんぞこれ、90分も!
 とにかくだ、このみっともないバカあがきを止めれって! いっこも前に進んでねんだって!
 わだちにとられたら踏んでなんか脱出できねえの! そのまま待つの! とっちらかりが収束してからじわっと踏むの!
 そーお、それ。 待つの。 じっと待つの。 やるから。 ちゃーんとやるから。
 やはりこういう場面になるとおいずみようが憑依してくるの。 そういうもんなの。
 おっかねえのはね、これがドキュメントなワケ。 オサーンねえ、マジでブツクサつぶやいては薄笑いでコース走ってんの。
 ダメ。 ダメダメがんばったら。 そーお。 するーっと流れてけばイイわけ。 
 最短距離でアウトインアウトとか、ダメなの。 とにかく路面の荒れてない楽なほうに行くワケ。
 楽なほう楽なほうへ、てれーっと流れてくワケ。 男らしくバキッととか、ないワケ。
 後ろからみるみる迫ってきたねえ。 トップ集団だわ、行かせないば。 で、後ろに付いて走りを盗もうとか、ダメ。
 盗めないから。 付こうとした瞬間とっちらかって、あっちゅう間に見えなくなるから。
 抜かれるだけの速度差から急加速して張り付く、なんて力があるなら、そもそも周回遅れとかなんないの。
 あの人はそれだけのスキルがあるからあやって行けるワケ。 僕ないから。 無理なワケよ。
 はい目の前見て。 器なりの走り。 そおなの。 それなの。 ほらうっすら見えるでしょ、さっきより楽なラインが。
 こっちおいでって言ってるでしょ。 そーお、それでイイの。 楽でしょ。 進むでしょ。 楽しいワケ。
 ほれ無理した。 無茶した。 できないワケ。 進まないワケ。 わかりやすいもの。 実にわかりやすいものーお。
 あらまたやった。 油断した。 ダメっしょ。 脱力はいいけど油断はダメなワケ。
 あれ? またかい? なしたの? もしかしてお腹へってない? おおーい、ダメだよお! 腹が減っては戦はできないの。
 喰ってる暇はない? ばっけやろお喰わないまんま後二周とか出来るかってーの! 
 ラスト11分で9周クリア、ボードに書くと、「ハラヘッターっ!!」と叫び、笑われながらクルマに駆けつけ、
 金メイタンと水を叩っ込んでさあ!再スタート!!
 そーお、大切。 潤ったらまた踏めるでしょ? でも踏んだらダメ。 流れるワケ。 ズルく行くワケよ。
 で、ココ!ってトコだけバキッと決めるの。 そすっと満足感が残るワケ。
 ほら、絶対無理だと思ってたあのセクションに、最左端タイア一本ギリのラインが見えるしょ? 
 ここに集中と脱力! マイスキルMAXでスルスルっと流れ込む! うっしゃ乗車クリアっ!!
 ほれっ、90分ギリでコントロールラインに正正! 11周目突入ーっ! ウェヘッヘ~イ イェイイェイ!!
 もうもう楽しいったらありゃしない! 前とられてケツが出て真横向いても、軸がブレずにグオン!と立ち直る!
 うまくなってね? オレ、うまくなってるよねえ! そりゃそうだ、こんな路面を90分も走ってりゃ、うまくもなるさ。 
 はまってスタックしそうになっても無理に踏ん張ってしまうことなく足が出て、地面蹴って止まらずに前に流れ出る。
 そーお、それでいいの。 大事なのは何か?進むってことだから! なかなかこの選択ができないよね。
 こうなるとシングルスピードのシンプルさは武器! 余計なことは考えない。 立ってもがいて、座って回して、
 前へ後ろへと加重して、絶妙なトラクションを路面に置いていく。 陛下、さすがの猿飛、雪道のエンペラー。
 さあゴールの灯が見えてきた。 おおっとここで背後の気配。 もう振り向かずともわかる。
 別格の速さのスペシャの人だ。 ゆずるのはもったいない、自分のラインで走って、そのスキルの高さでスパッと抜いていただこう。
 ああやっぱり。 イン側の荒れたトコをモーグラーがコブをなめるようにタタタッとクリアしていく。 カッコエエーッ!!
 背中を見ながら、ゴーオルッ!! インッ!!!



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 うっしゃーっ! 俺様、優勝ーっ!! だってこの中の誰よりも、このレース楽しんだもん。 その自負あるもんね。



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「どや? えかったやろ? それもこれも全てはこのワイのおかげやで。 感謝せえよ。」

  ~ 陛下、その極上のドヤ顔、いっこも写ってませんけどw ~



 主催していただいた方、紹介してくれた方、一緒に走ってくれた方、みんなに感謝です。 マンモス楽しかったーっ!!








 
  
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by denzib | 2018-02-06 13:51 | Comments(2)
Commented by 〇〇超 at 2018-02-11 19:31 x
じわっと踏むのよ!我慢よ!!
このMの心得ができないのよね~
修行が?足りない?心得違い?
Commented by DENZI at 2018-02-12 22:57 x
うむ全くだ。 心得違いもはなはだしい。

オレが血を吐く思いでもがきまくってた時、いい酒呑んで旨いモン食ってたのはどこの誰と誰と誰と誰と誰と誰だ?w


痛くてもしょうがないよ芸風だから 一応自転車ブログ


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