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オサレの壁。

「ムキー! プンスカ!!」
 「おいおいいきなり何て入りだいルミちゃんてば?」
「だってだってこの頃お兄さまってばありちゃとばっかし! 
 このプリティでビューティーなルミというものがありながら!
 あんな田舎娘とばっかしドンブラコとか許せません!
 こーなったらこの小粋なパリジェンヌ・ルミが、
 あんなじゃりん子チエには到底無理な
 ロードバイクの洗練というものを教えてあげますわん!! 」




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「ありゃ? AKとか余市仁木じゃないの?」
「あーったり前でしょ? 都会派のルミは国際リッゾートのニッセーコじゃないとね!」
「ニッセーコー? どっちか言うたらセイコーマートのほうが似合いの二人では・・・・・」
「あーあ、ルミはパーフェクトにバカンスのセレブリティなのにこのヤネが致命的に垢抜けないからなあ・・・・そおだ!」



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「昔の偉い人は云いました、馬子にも衣装と。 尾張のおみやで多少なりとオサレサイクリストのふりでもしていただかないと。
 ルミは恥ずかしくてリゾートを闊歩できませんわん!」




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「いやあー、このいつものコースはスタート&ゴールがニセコなだけで、これっぽっちもリゾートな雰囲気はないから
 カッコとかつけるよりおにぎりを持ったほうがちゃんと走れますけんども。」



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「ったくう! ニセコには羊蹄さんというスッテーキな山があるってのに、どーして昆布岳一周にしちゃうかなあ?
 だいたい何なのこのイカレポンチなソックスは? せっかくのエンパイアが台無しぃ!

「だってロードバイクをロードバイクらしく走らせるには羊蹄一周の12.5倍はイケてるし。
 そしてそして。 せめて白ならカッコもつくけれどつや消し黒って・・・ロングタイツと合わせたらただのラッシャー木村だもん、
 デーハーなソックスで切り替えとかしちゃんないばさあ。
 数々のオサレサイクリストを虜にしたらしいジロのエンパイアの魔力も、俺にはなあ・・・・・
 昔にエンパイアなんてアリでないっつーた立場もあるから変節漢と思われるのも・・・・・」
「ゼータク抜かすなっ! せっかく天下のワイズさんが
 2諭吉ちょうどでいいよと言ってくれたから 二月二十一日はエンパイア記念日 なのにっ! 」

「どこの吉本バナナさんですかw」



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「で? 変節漢殿、あれほどこき下ろしてた紐靴のインプレはいかがなもの?」
「えっとねえ、ほぼ言った通りw とにかくねえ、はきずらい。 オイラの足は幅狭の甲高というめんどくさい足なんで、
 幅広シューズだと足が左右に遊び、幅狭シューズだとベロ回りが開くという厄介さがあるんだけんども。
 とにかく紐ってえのは履くのに時間がかかる。 シューレースを一穴一穴引っ張って合わせてやんないとフィット感が出ないもん。
 甲が出っ張ってるオイラはレース部を前半と後半で分けて締めないとダメだからさあ。
 やっぱラチェット&ベルクロがイイなあ。 クリートいじるのにいっぺん脱ぐとか、やんなるもん。
 当然走り出してからちょっと調整、なんてのもできやしないしさあ。
 オイラはいつもやってるからさあ。 走り出して10分くらいしたら1クリック締めてフイットさして、
 70~80くらい走ったらむくんでくるから1クリックゆるめて、坂上るときはタイトに、巡航のときはルーズに、とか。
 一切できないでしょ、紐は。 ドロッパーポストの有り無しくらいの差があると思うんだけんど。」
「ほーほーほー、単にはきにくいだけだと。 他にないんですか他に!」
「うーん。 ないっちゃあないな。 履き終えてしまえばまあ、普通のカーボンソールの靴。
 スペック的には215gという超軽量なハズだが、普段300g超のSidiやFizicと比べて、
 つうか先シーズンのだから比較になってねえけども。 特に一発目で「おっ、こりゃ軽い!」てな感動もない。
 だったら。 諸手を挙げて「帝国万々歳!!」とは言えないでしょ。 だって履きにくいだけの普通の靴だもん。
 やっぱしSidiがオレにゃ合ってるんでねえかにゃー。」



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「あーあ、オサレの有り難味というものが判らない野暮天とは走りたくありませんわん!
 つうコトは、このサレがオッツしたシムワークスのボトルもDISの対象ですかあ?」

「むむーん、まあ豹柄バッグとのコラボは実に金シャチっぽくて名古屋のオミヤゲ感はプンプンなんだが、
 すっかりキャメルバッグのポディウムに慣れてしまった身は旧態依然なスペシャのボトルには戻れん言うコトやね。」


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「やれやれ、せっかく名古屋まで行って手に入れたオサレアイテムを見るも無残なメッタ斬り。 
 さすが科学忍者隊ともなれば難しいコトですよねー。」

「いや誰がガッチャマンやねん、どっからどうやってもあんなバタ臭カッコマンではないだろこの平らな顔族は。」
「だってーご丁寧に鳥さんのマークまでつけてるじゃなーい!」



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「いやいやこれは吾が敬愛するシャパラル・カーズへの大いなるオマージュ。 
 さてカブトさんのエアロヘルメットを見た時、脳裏に閃いたのはあのエアロダイナミクスの申し子、ジム・ホール。
 そのインスピレーションこそがグロスホワイトを選択させた理由でありまして、当然このようなカスタムに走ると、ね。」



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「それがこのイミフメなナンバープレートにまで及んでるですか。 オタク魂の炸裂なワケですねー。あきれるわん。」
「はい残念ながらテキサスではなくアルカンザスなんですが。 某100均で見つけた時には泣きましたぜ。
 あと、COXのステッカーが欲しいんですけどどっかにない?w」



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「あーあ、ルミはこんなにキュートでプリティでグレイスフルなのに、ヤネがこのありさまでは。
 ほーんと、つらいわ弓枝シリーズ。」




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「まあまあそう嘆きなさんな。 これだけの道をホームコースに持てるってのはロードバイク冥利に尽きるってもんだぜ。
 世の中には嫁いでから一生サイクリングロードしか走れない娘さんだっていーっぱい居るんだから。」



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「これだけの道にかかっては、オサレなシューズもあっという間にシックロクロスケ。
 ぞーきんで拭いても紐のトコが全然キレイになんないのよね。」




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「ふふんふん♪ まあ実際のトコ、そこまでオサレにこだわってるワケでもないのよね、ルミも。
 こーいうチョーキモチイイ道をパッキューンと飛ばせれば。 ヘロヘロヒレハレじゃイヤだけど、ピュワン!と行けるんだったら!!
 それこそがロードバイクの洗練であり、幸せでもあるのよ、よよんよん!!」





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麗しき眺めの中に 麗しい道があり 麗しく駆け抜ける舞姫
嗚呼何と贅沢で幸せな時間よ


ピース





   
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by denzib | 2018-04-04 23:17 | Comments(0)


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