グラベラーズハイ(校了w

犬も歩けばグラベルにあたる。 日々の逢瀬の中でついつい出くわしてしまうグラベルロード、皆様におかれましてもアリアリな風景でしょう。
かくいうこの犬も昨今めっきりとグラベルさんに遭遇することが多くなり、それでも勇気を振り絞ってそろそろと進入したりするワケですよ、
320TPIコットンケーシングのチューブラー前後3万エソとかで。
このデリケートなイタリアンハンドメイドのチューブラーは、実際ドイツもんの強そうなチューブラーよりも全然つおかったりすんですけど、流石にね。
精神衛生上よろしくないんでないかということで、メイドインJAPANの悪路上等タイアを導入してみましたですよ。

#パナレーサー・グラベルキング 26c
ってヤツです、ええ。
ん? 何だそのシャープは?って?? やだなあ、タグをつければアクセスはうなぎのぼりだって、常識ぢゃないですか今やw

グラベルキングさんは今や23c、26c、28c、32cに加え38c、650B用まで幅広いラインナップがあるんですが、
アタシが選んだのは26c。 ロードレーサーに履かせるんですから28cだと寸法的に厳しいかな、と。
それとターマックでのレーサーらしさを損なうのはカンベン願いたい、クロスバイク乗ってるんじゃないんだから。
あくまでグラベルでの多少の安心感をプラスできれば、程度で考えていたのですよ、ハイ。
ってコトでアサリさんに発注、のほほんと待っていたら、いたらば。 かの有名な神楽坂つむりさんがこのような記事をup。
グラベルキング26cは一躍、時のタイアとなったのです。 違う、違うんだ、記事見る前におんなじ動機で注文してたんだってばー!!
ちきしょお、これだから田舎ってヤツは・・・・・・ 田舎なら田舎らしくこーゆうタイアを在庫せんかーい!!
とまあそんな次第で手元に届く前に選択の正当性に立派な裏づけもできました(笑)
近場のチョイ乗りでは予想以上の悪路適性を確認、期待にコカンを膨らませていざAKとなった次第でございます。



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いつものAKオンセン前からアリーシャ発進。 地図で見て気になってた道を目指す。 
とても重要なターマックでのキレであるが、いやもう全然。 ここんとこ影の薄かったアリーシャであるが、その元気娘ぶりは健在。
エアボリュームの増加により安定成分が増してキレが鈍るのを恐れてたんだが、
コレ、最近の10万後半台の新世代アルミに25cタイア履かせた完成車なんかより全然上。
流石に「転がるだけで溢れ出す官能」なヴェロフレックスみたいなワケにゃいかないけども、軽快さ、ソリッド感、共に充分合格レベル。



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そしてそのままグラベルに「トツゲキ」できることのカイカン。 いやあ、普通のタイアだと、「できるだけ労わりながら通過」のレベルで、
とてもじゃないが積極的な走りとは呼べない代物だったのだが、高々2mmの違いでこんなに変わるのかい?
26cと表記されてはいるが、ナローリムのマビックに履かせた直後は何と24,2mm! 
AKでしばきまくった後はさすがに少々太ったが、それでも25mm。
それでこのトラクションかよ! 道は既にMTBが欲しいレベルに荒れてきてるが、クライムの限界に挑み続けることの快感!
たまらんわ、実際!!



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それでこのロケーション! こればっかりは舗装路走っては手に入れがたいもんなあ。 



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きゃー、ありさちゃん、おっとこまえー!! 黒い足回りもまた似合うわ、シブイもんなー。 
そしてこの出で立ちで山道を暴れまわるんだからこりゃたまらんぜよ。



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この時期の山はいい。 色彩の宝庫。 そして小うるさい吸血鬼共がいない。 どっぷりと山に浸れる。 サイコー。
さーて、言うべきことは言っちまった。 あとは存分に画で楽しんでいただきましょう。




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ここまでの道は、MTBであればより安楽に走れるであろう。 しかし、己の限界ギリギリで走れることの楽しさはこちらに分があるかも。
そして、グラベルには終わりが来る。 終わりなきグラベルは恐くて挑めない。 その先にターマックがあるから行こうと思うのだ。
そしてターマックに出た途端の、羽が生えたような加速。 これはMTBでは不可能。 次のグラベルまで矢のように連れてってくれる。



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これはさすがに無理だがw MTBでも躊躇するようなステージ。 逆に言えばここまでは来てしまえるのだから凄い。



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パナレーサーさんぜひ渓流キングを作ってください、ええトレッド全面フェルト貼りのヤツですwww



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この程度の水溜りはあっさりと通過の介。 げ。 なして靴に浸水すんだ、足ついてないだろー!と怒ったが。
ペダル下死点より水深がありゃ、そりゃかっぷりもするわなー。



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いつもの道を下っていても、横目に「あれ、もしかして?」が飛び込んできたらすかさずフルブレーキ&左折。 
勾配15%超えの上りグラベルを超ギリギリのペダリングでクリアすると。



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はいご褒美、とばかりにこのロケーション。 正に 7th heaven 。



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この下り坂をですねえ。 ブレーキいっぱい握りしめてですねえ。 ゆっくり ゆっくり くだってくるー わけですよ。
いやあ、こりゃサイコーにインスタ映えするなあ。 撮れねえけど。




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そして冷水はあくまで本気アタック。 血の味がするまで踏んでやれる。 
ファットなボヨヨンのエアボリュームが感じられたりすると途端に踏む気が失せてしまうワガママなオイラだが、
あくまでソリッドに転がりクライムモードから離脱することがない。 これ大事。 ホント大事。




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そしていつもならズドンと下って終わりになるのだが、先ほどの極楽グラベルを下り基調で楽しめるんだから行かぬ盆栽屋はなしw



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下りはまあ、楽しむというのとは違うっちゅうか。 ぶっちゃけ、出して20がいいとこ、勾配きつくなれば10まで落とさにゃキケン。
タイアと車体のキャパがそんなもんだから、舗装の下りとかMTBでの下りのように速度の快感に身を委ねられん。
いきおい、ずーーーーーーっとブレーキあててるワケで、そーなるとさすがにディスクの恩恵をこうむりたくなるね。
それでもこんな中をずずずいずいと進めるワケですからドーパミンの分泌はとどまるところを知らず、
健気に撓むフロントフォークにも愛おしさを感じずにはいられないヘンタイ状態はパワーバンドキープですわ。



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ほんで尾根裏からの横道が空に向いてたりしたらもう挑まずにはいられない。
10%超えのつづらをクリアしたらラストはドンと15%超え! 足への負荷がMAX状態で、スキルの全てをそそぎ、
駆動輪に全荷重を乗せながら丸い踏みでスリップアウトを防ぐ。 この土俵際でこのタイアはグリッと踏ん張ってくれる。
実は先日の近場でのチョイ乗りのときに予想以上の悪路走破性に驚きながらも、ちょっと懐疑的ではあったのだ。
「グラベルキング様様!」と諸手を挙げてもいいものかと? 今までは抑えてたものが本来の力を出しただけではないのかと?
パンクを恐れてそろーっと行ってたものが、パンク上等!の立場になったことで、心のリミッターが外れて本来のポテンシャルが出たんじゃ?と。
つまりは、じゃあ、ビットリアのルビノ25cにしても近いセンまでは走れるんじゃない、グラベル? と。
愚かでしたねえ。 これだけがっつり行けばアホでもわかりますわ。 グラベルキング、スゲー。
今までの経験則のキッチリ一枚上を行くの。 これはさすがに滑るだろう、って局面でググッとトラクションがかかるの。
スタンダードなタイアでなら28cのグラベル性能と23cのターマック性能を一本で両立させている、それがグラベルキング。
おかげでクリアできちゃう難所。 そしてそれは行けないはずの場所に連れてってくれる筋斗雲。 ヤバイタイアであるよ。



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走り尽くしたはずのAKにこんな場所があったなんて。 こんなところに来れたなんて。 正しく筋斗雲だ。




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そしてそして。 タイアばかりの力ではござらぬよ。 アリーシャのポテンシャルがそれを可能にしてるのよ。
あくまでダイレクトな駆動剛性と、跳ね飛ぶことのないロードホールディング。 そして圧倒的な軽さ。
ここまでの走破性を持ちながら重量は8kgを切るってんだからありえねえ。
この軽さが積極性を生むんだわ。 ええい、行っちゃえ! になるんだわ。 
超絶お転婆娘。 ああ何て愛らしい。



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あとはもうもうひたすらARTを堪能して。


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ドッキュンとターマックブッ飛ばして。



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走行40kmに満たない濃いー情事は終了。


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結論。 パナレーサーグラベルキング26cは。 「かなりヤバイ。」



    
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# by denzib | 2017-10-29 23:23 | Comments(2)

インスタの聖地の遊ビカタ。

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「風情溢れる鄙びの宿の朝。 何と何との10月いっぱいで閉めてしまうんだそうで。 惜しい。 実に惜しい。」
「風情とか鄙びとかとはかけ離れたTHE・昭和な宿でしたが、平成の世をほぼほぼ生き残ったのは奇跡と呼んでもよろしいかと。
 でも、あの延々と鳴り続ける遠雷にて自動的に消灯になり、雷の灯りのみで過ごす宿は、それはそれで趣がございましたね。」




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「さて二日目もさやちゃんの連投にてインスタの聖地、洞爺にてビシーツと撮影旅行。
 午後には天気が崩れるから午前のみの勝負でっせ。 しかし。
 この時期の洞爺は危険だねえ。 パンクのリスクが盛り盛りでっせ。」
「夏の積丹に負けず劣らずの危険度ですわね。 ふらふらよそ見してたらやられますよ。」



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「まずはいつもの所で。 湖の朝はミルキーなんですねえ。」
「ピーカン不許可。 こういう空気は私の美しさを一段と引き立てますわね。」



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「こういう偏った焼きかたも、ネオコットの持つ美しさがあればこそなんだよなー。」
「・・・・・、あまり褒めそやされるとちょっとどこかあずましくありませんわね。 ロードバイクは走ってこそ。 さ、行きますよ。」



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「APS-Cにおける標準レンズ、35mm単焦点。 広角的から望遠的にまで使えるスキルが必要なんだが・・・・・」
「ここはもう一迫りが欲しいかしら? まあ探り探りのインターバルタイマーですものね、この程度なものでしょ?」



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「道の持つ風情が。 癒されますわ・・・・・」



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「少し高い処から見る湖もまた、乙なものだねえ。」
「昨夜の遠雷は正にここで荒れ狂っていたそうで、生きた心地がしなかったキャンパーさんも居たとか居ないとか・・・・・」



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「最近とみにこのような場面に出くわして、しかも容易に撤退しない悪い風習が・・・・・・」
「犬も歩けばグラベルに当たる。 いいかげん何らかの手を打たないと、破滅の淵に沈みますよ。」



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「これはまたずいぶんとチャレンジングな・・・・・」
「後輪の枝とサドル回りの梢が今ひとつですわね。 もっと精進せねば。」



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「縦と横、どちらがお好みかしら?」
「絞り切れないあたりにオラの俗的な甘さが・・・・・」



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「ここはヌーディストビーチかね? 全裸の金属乙女の饗宴。 この背中にこう、ネオコット的なものを感じられて誠にその・・・・・・」



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「あーら、私はこの、深谷も真っ青の逸物のほうが好みですわ。
 ああ、こんな太くてごつくて黒くて固いので激しくもがかれたら・・・・・、
いやーん!
 さやか、こわれちゃうう!!」

「こらーっ!
 キャラずれするんぢゃないっ!!」




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「定番の月浦。 月の光に浮かぶ画もいつか撮ってみたいですわね。」
「洞爺で一泊! ですかな?」



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「さて難航不落の仏頂面。 かつてラムさんの魅力をもってしても崩せなかったのだが・・・・・・」
「ふふん、私におまかせあれ!」



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「ほーら! 唇を奪ってしまえば、目尻がにやけるでしょ!!」
「ああーっ、浮気者ーっ!! くそお、すっごく腹立たしいっ!!」



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「まあまあ、男のヤキモチはみっともありませんよ! ま、この私の美しさが罪なのですけども・・・・・」



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「赤いのがBSで黄色いのがミヤタだそうだが、どー見ても同じにしか・・・・・・」



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「何をおっしゃいますやら、BSはホリゾンタルでミヤタはラウンドスローピング、各社の設計思想の違いが如実に・・・・・」
「ヲイ。」



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「このように撮ることの快感に重きを置いたチョイスであるが、どーも、その、タイムアウトで。
 予定の午前中をすっかり使いきり、無情の雨がポツポツと・・・・・」
「ああらそれはいけませんわね、いつものTG-1なら土砂降りどんと来い、なんですけど・・・・・、しょーがない、カッパを・・・・・」
「おおっ、さすがは出来た女、容易周到だものーお!」



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「あのー、これは俺の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ええい、男ならそのくらい我慢なさい!」



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逢瀬を終えて戻ってきたら、いつの間にやらキスマーク
いやーホント、泣けるくらいにイイ女だわ


ピース




   

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# by denzib | 2017-10-13 22:31 | Comments(2)

思う 秋 の日 。

「夏が・・・・・ 無かった(ボソッ
「もっもっもおしわけ
 ございませんでしたーっ!」

「ああら何も謝ることなどございませんわ、旦那様。
 この夏の似合わない湿気った日陰の女がいけないのです。
 あっけらかんとノーテンキなルミや熱苦しいくらいにパリンと乾いたリンダに
 敵おう筈などございませんわね、ほほほほほ・・・・・・」

「あのーですからそのさやかさん、決して決してそういう意図があったわけでは、
 ケモノはいてもノケモノはいないとどっかの誰かさんも言っ・・・・・

「であれば! 
 情緒の秋は!
 誰にも譲りはいたしませんわよ!!」

「ははーっ! 仰せの通り!!」





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「あーそうよそうよどうせ私は幸薄きずぶ濡れ女、こんな暗ーい雨雲がお似合いなんだわ!!」
「いやさやかさん! 明日という日は明るい日と書くとか書かぬとか! 我々の往く先にはほら! 一筋の光明が!!」



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「国道の長いトンネルを抜けるとそこにはほらほら!」



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「逆転勝利のエンタイトルツーベースが! ほれ見なさい! 流石、持ってる女は違う!!」
「ははあなるほど。 台風一過のあぶなっかしい雲行きの中、お山にかかる雲のご機嫌を伺いながらあっちへこっちへ逃げ回ろうという実に姑息な。」



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「で、アレですか? 喜茂別のマイナーなとこからスタートした思たら、ここはもうすでに道がないぞ?」
「ああら? こんなにやさしいグラベルなんて、誰も案内してくれないでしょ?
 ジャリとかでガッシャガシャいうようなトコ走らすルミやリンダに比べれば、
 ベルベットのようなグラベルをエスコートする私の気品! 洗練の度合いが違いますわよ!」




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「己を護る兜をこのようなことに使うだなんて武士として如何なものかと・・・・・」
「いやあテメエが腰掛けるのに使うとかだとありえねえけども、
 護るべきか弱き君を際立たせるのであるからむしろ武具としての本懐なのではと・・・・・」



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「それでこのような凛々しき立ち姿が得られるのであるから、むしろヘルメットトップにクリートねじ留めして安定のスタンディングをば・・・・・」
「馬鹿は死ぬまで治らない、を地で行くのね。 そんなに撮影ポタしたいなら、赤いツンデレさんみたいに一眼背負ってくれば?」



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「でもねえ、あれだとこういう画は拾えないのよ。 気まぐれに神が降りてくる、みたいなね。
 D200やDP2をしっかり使ってなお、いつものTG1の選択に間違いはないなあと感じるわ。」



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「しかしまあ、ここもこれ、舗装とは呼びがたい道ですわね。 札幌はたいしたことなかったけど、この辺は相当台風らしかったようね。」



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「いやあ、たまらん道だねえ。 喜茂別恐るべし。
 バブルの痕跡を辿るとシーニックつうか、ライディックなバイウェイにめぐり合えるよなあ。」




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「そしてお約束の、お山を望む道へとつながるわけね。 でもでも。 このダイナミックなこれは・・・・・・・」



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「ヤバス。 京極堂はラッシュ喰らった後だぜ。 つうことは・・・・・・」




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「はいっ、力の限り逃げてーっ! 集団はすぐそこまで迫ってきてますよーっ!!」



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「はーい残念、吸収ー。 もー少し抵抗して欲しかったわねー、貧脚ルーラーさんw」



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「お天道さまには敵いません。 あっという間に置き去りにされましたがな。」



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「no rain no rainbow ってとこかしらね。 アルカンシェルを纏う金色の淑女。 乾いた娘共にはできない芸当でしょ。」



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「あとはいつもの道でドカーンとルスツに抜けてだあ!」


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「イーストマウンテンからしゃわしゃわと喜茂別に戻ってハイ、本日はしゅうりょおー。」




「いやー、遊んだ遊んだ。 距離はなかったけんども濃いールートでしたな、満足満足。」
「ああら淡白な。 せっかくの芸術の季節なのですから、美しい私をもっともっと堪能していただきましょう?」「え?」










~ さやか 2nd 写真集 《 思秋期 》 ~



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「ああ、待望の2nd。 思えば、 1st が出版されたのはデビュー間もない頃でしたわね。
 まあまあ、ずいぶんとがんばってること、背伸びして夏の娘を演じてましたのね。
 あれから幾星霜、しっとりと匂い立つ気品と女の色香を身に付け、秋に彩られた私をご堪能あれ。
 さ、次は洞爺の芸術街道に向かいますわよ。」

「えっ、ええ~っ?! い、いや、さすがにあの、光線というものがですねえ・・・・・・・」





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「逢魔ヶ刻の力を借りて、全能の神に挑んでみたけれど、いかがかしら?」
「ぐはあ、鼻血モン。 しかしだねえ、秋の夕暮れは短く、入り口のみで洞爺が終了してしまいましたがな。」
「まあ、それでしたら心配にはおよびませんわ。 明日に備えて川沿いの風情ある宿を取っておきましたから、今宵は二人でしっぽりと。」
「げげっ! ホッテルはリバーサイ 素っ泊りリバーサイ 食事はセイコッマ おっおっおリバーサイ リバーサイ リバーサイ ♪」


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   続く   のか?・・・・・



   
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# by denzib | 2017-10-06 22:50 | Comments(0)

いい誕生日にしろ。

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  リンダとのルンルンデートですっかり日が暮れた上富良野。 おおよそロードバイクに乗る服装ではないDENZIさんであるが、
  今日を乗り切れたんなら当然明日も何とかなるだろうとのポジティブ思考で定宿に一泊。
  ルミとリンダといういずれ劣らぬ美しい妻二人に挟まれて、またもカミフの熱い夜を・・・・・
「その美しい妻二人に寒ーい思いをさせて夜9時から朝の8時過ぎまで爆睡なさるんですからまー何とも贅沢なお話ですこと!
 登山者ご用達のこの宿で8時過ぎまで寝てるだなんて、普通ありませんけどねー・・・・・・」

「やれやれあんなポタ程度でぐったりとは情けねえ奴だぜ。 ま、今日はアタイは高見の見物だから関係ねーけどな、きしししし・・・・・」




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「いよっし! そんじゃまあ、ゆるポタの刑ってことで、今日はオメエもずしっと背負ってもらおっかな、なあ!!」
「ああーらそんな無粋な。 画質にこだわるといっても、ロードバイクなんですからもう少しお利口な選択肢ってものがございましてよ。
 一眼も真っ青の画質をコンデジのバディで実現しちゃうコレなんて、スマートでよろしかろうと、ね!」

「あっあっ、きったねー! そんなモン隠し持ってながらアタイにはウエィトハンデ背負わしたのかっ!!」
「むふふん! だから言ったじゃないゆるポタリミッターだって! ルミはそーゆーことしなくてもちゃんとゆるモードできますもんねっ! きゃんっ!!」



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「・・・・・のワリには・・・・・どこピン? せっかくの通なカメラもウデのサビつきには対処できませんわねえ。」



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「で? やや8合目の吹上スタートなんですから、難所の十勝岳とはいえ、ウインザーに比べれば楽勝でしょ?」
「ふふーん? そーなんですかねえ??」



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「死ぬっ! 死ぬっ! 死んでしまうーっ!! なして? ゆるポタだって言ったぢゃない!! ルミちゃんのいぢわるーーっっ!!」
「・・・・・・・、えー、では解説しましょう。 最近インスタで少々絡みのある胆振のスーパーサイクリスト、Suzさんという方がおりまして。
 この方がどのくらいすごいかといいますと。 かの悪名高き、あの、The PEAKS を制覇してるんですが、
 それが・・・・・・固定ギアで。 そのギアがですね。 《 48:19 》 なんですよ。 そーゆーワケで。」




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「ルミのギアでその近似値となりますと。 ええ、このような。 52:21となりますですわん。
 これで200km、6000mUPを制覇したそのヘンタイっぷりには遠く及びませんが。
 高々2.5km、250mUPではありますが、平均勾配10%でまあ、その気分を多少なりとも味見しようかと。」

「いやっ! 平均10%とか言ってるけども!! 13%15%だってココ! いっつもインナーロー36:29でやっとこさだって!!!」



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「う”う”う”う”う”・・・・・・・・・ 痛いの。 かなり痛いの。 ヒザもさることながら。 脇の下と握力に来るんだよお。 気分はもお鳩村センパイ。
 ウデぇーっ いうことを・・・ 聞・・・・・!」


「まあ鳩というよりはナメクジでしたけど。 カミホロで駐車場一周分休んだものの、足付かないで上までたどり着いたのは褒めてあげますわん。」



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「さ、せっかくここまで来たんですから山ガールな画でも、と思ったんですけど。 思いの他おがっちゃってて眺めがよろしくありませんわん!」




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「以前に撮ったときは雪があった頃だもんねー。 夏過ぎればいくら森林限界突破してるとはいえ、多少は生えてますな。
 しゃーない、荒れた画は望岳台のほうで・・・・・・」



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「うーむよしよし、荒れてるねえ。 だがまあ、観光地だからね、人がいっぱいぱいなのはしゃあないか。」




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「せっかくのDP2なんだから多少アーテステックに構えた切り取りでもしてみっか。」
「ブッブー。 ベンチによしかけてる時点でアウトだと思うですが。」




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「さてさて下界に下りてきて。 楽しい楽しい撮影会のハズなのに。 なーんか、昨日のリンダのときに比べて、ノリが悪いんじゃありませーん?」
「うーむそれに関しては確かに。 やっぱねえ、一眼に比べっちゃっちゃうと、ねえ。」




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「えー? それってどおゆうコト? このコンパクトなボディにAPS-Cサイズのセンサーを搭載して、
 しかもあの FOVEON X3 センサー! はっきし言ってコレでイイ画が撮れなかったらそれはもうヘッポコですわん!」

「そうそれ! 正にそのヘッポコ! いやね、理屈では忘れてないんだけども、感覚が忘れっちゃってんのよ。
 コイツのインターフェイスの壁を乗り越えられないのさ。 どーしよーもなくチープな操作性と、 構図確認がせいぜいの雑品モニター。
 しかもそのモニターが明るいとこだと反射しまくって構図すらままならない。 そうなるともう、撮る快感がねえ。
 ファインダー覗いて自分だけの世界にのめり込めるD200に比べると、撮る実感も、名画の確信もないワケ。
 そんで帰ってきて見たらピンぼけだったり露出がアレだったり構図がソレだったりと、まあまあ凹むこと凹むこと。
 えっらくトンがったDP2をちゃんと使えてる実感がないもんだから、撮影という行為に耽溺できないっちゅう情けなさ。
 これをヘッポコと呼ばずして何と呼ぼう。 ねえ。」
 



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「そんでまたもうイッパイイッパイ。 終了でよかですか?」
「ええーっ、こんなぺっちょでぇ? あー情けない、ルミはお前をそんな情けない男に育てた覚えはありませんよっ!!」
「いやー、脚でなくて。 なんつうかこう、脳みそがバッファフル。
 この旧式で容量が少ないオツムん中にカミフが詰まりすぎて、もういいですう、って。 
 これがポタじゃなくてただのサイクリングなら、オツムにモノを詰め込みすぎることなく脚の限界までイケるんですが、悲しいかなこれはポタ。
 オツムが満タンになったらそこでゲームセットですよby安西先生。」
「あーあ、しょーもなー。 柄にも無くポタなんかヤルもんだから。
 まーいいわ、おじいちゃんは本日めでたく5ンン3歳の誕生日ですもんね。
 時間があまった分で、ルミとリンダからのバースデープゼデント、ええいっ、テクマクマヤコン!!」




*******************************************



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でええええ~っ、なんじゃこりゃあ!!
ううーむ、DENZIさん一生の不覚!
いいだけカミフに来ていながら
今までここをスルーしていたとは!

カミフを訪れる全ての男子に!
いや、女子にもお子様にも!!


《土の館》 超オススメ!!

大切だからもっぺん言う!

《土の館》 超オススメーッ!!





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とってもいい誕生日でしたあ。


ピース。






   



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# by denzib | 2017-09-28 22:45 | Comments(0)

丘の町観光旅行。

9月4日、夜。 
 冷奴(二号)は、月に見守られながら帳を抜け、天上の極楽へ。
 丑三の湯で旅塵を流したあとは、美女二人に挟まれての熱い夜。
 そして、朝の訪れと共に下界に下りてきたところで事件は起きる。




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「・・・・・・・・、えー、おはようございます、ルミさん、リンダさん。 さてここで残念なお知らせです。
 チャリ用のウェア一式を詰めたカバンが、小樽に残留していることが発覚・・・・・

⚡ 「」 ⚡






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「そっ、そっ、そおゆうワケですんで、急遽予定を変更し、激しい十勝岳はナシにして、富良野・美瑛ゆるゆるフォンドをですねえ・・・・・・
「あーあ、しょーもなー。 激しく気落ちしちゃいましたわん! ルミ、ヤル気ゼロテスター! リンダ、あんた行ってきなさいよ。」
「あァ? あんでだよお! ゆるポタだったらテメエの出番だろが! なんでこのアタイが・・・・・!」




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「まあまあそうイキらない! 昨日の昼、奴さんの中で、『富良野・美瑛は初めてなんだよな、ウデが鳴るぜえ!』ってワクワクしてたじゃない!
 ルミは毎度走ってるから、今回はかわいいリンダちゃんにゆずってあげっちゃう!」

「ちっ!・・・・・・・、まっ、まあオメエがどーしてもっちゅーんだったらヤってやらんでもねえけど・・・・・よ。
 だけんど靴がルッククリートだろ? アタイのペダルは・・・・・・」

「んもー、そのくらい貸してあげるわよー、カワイコちゃん! しっかりゆるポタするんですよー!
 ・・・・・・・・、でもなあ、筋金入りの一途オトメちゃんが普段着にしたくらいでちゃんとリミッターがかかるとは・・・・・・、そーだ!!」




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「こーれを背負ってれば激しい走りはできないでしょ! ルンルンデート、満喫するのよー!! キャハ!ルミ、天才かも!!」
「あのなーっ!! ロードレーサーに普段着に眼レフって、どこの意識高い系だよ! ったく、からかいやがってよー・・・・・・」



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「そーゆーワケでリンダちゃん! ひっさびさ登場のニコイチ、年代モノのD200に短焦点の35F2をセットして!
 フォトジェニックな富良野・美瑛を楽しもうじゃあーりましぇんか! キレイに撮ってあげるからねー!!」



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「あのなあ。 テメエなんぞに演出されなくたってアタイはとびきりの美人だってーの。
 オラ、もうカメラの使い方忘れてるじゃん。 そのサビ付きまくったウデでアタイの魅力、台無しにすんじゃねーぞ。」




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「まあまあ。 まずは二人のウェディングベルを鳴らそーじゃないか!」
「気持ち! 悪りいってーのっ!! いいかっ! 止まってる時はともかく、走ってるときはヌルいとかナシだからなっ!!」



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「とは言え、止まらずにいられないのがフラビ! そして止まったが最後、写欲がもっこりさんと沸いちゃうからねえ。」



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「くっそー、これじゃあインターバルにもなりゃしねえ! だらけすぎじゃねーのかオイ!!」



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「だから何度も言ってるじゃないですかゆるポタだって。 その為にルミちゃんがこれを持たせてくれたワケだし。
 しかしまあ、最初はこんなんどーやって走んだよと思ってたけども、慣れるとそこそこもがけますなあ。
 たすきに掛けて肩の下っつーか脇の後ろっつーか辺りに据えれば、ダンシングしてもだいじょぶだもんな。」



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「なんかよお、あきれるような道ばっかだよな。 これよお、どこに向かう道なんだ?」





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「坂の下で止まって、坂の上で止まって、坂の途中で止まって。 やー、しびれるなコレ。 いっこも進まねえもん。
 こりゃTシャツで充分だ、たいして汗もかきゃしねえ。」

 


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「いやー、いいねえ。 何がいいって雲がいい。癒されるなあ。」



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「まあ道自体はAKでも似たようなのないでもないんだけどな。 そのバックが青く抜けるっつうのがねえやなあ。
 そんで、AKだとすぐはじっこに突き当たるんだけど、ここはまあ、どこまでもこれ。 無限AKってトコか?」




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「んでまあ、マジでどこまで行ってもコレなんだな。 最初はウハウハ行ってたけども、まあ・・・・・・・・・・、飽きるな。
 そーゆー時はあそこで気分転換しろってルミ子がおすすめしてたが、どれどれ?」




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「うひょー! こーりゃヤバイなあおい、さすがのアタイもちょっと赤くなるゼ!」
「いやいや最初から真っ赤でしょリンダちゃん!
 でもなあ、ご立派ご立派言うけども、この顔出しNGさん、身長がこれだけあってこの程度ってのはそんな自慢するほどでも・・・・・」
「何を偉そうに。 テメエのおそ松くんに比べたら100万倍マシだっつーの。
 でもなあ、このセクシーダイナマイト、リンダさんがこうして訪問してやってんのにまるで無反応っちゅうのはどうよ?
 テメエも男なら多少はバキーンと3Dしてもいいんじゃねえのかおいトリックアート野郎!」






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「んー、丘っつうのは悪くねえなあ。 これがいつもの朝里だのパノラマだのだったら延々上っててかったるくなんだけどもよ、
 この位の距離だったら一発上までもがき切っちゃろか、ってなるもんな。」




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「いやー、いーい道だなあ。」




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「どんなに広くても、もったいないの心を忘れない、かみふシクロクロスコース。」
「一周できずに力尽きたヤツはどーやってリタイアすんだ?」



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「いやー、楽しかったねえ。 リンダのすてきな姿がいっぱい撮れたし、いい道と、いい空と、いい雲が堪能できたねえ。」




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「そーいや、いつぞやルミの奴が言ってたな。 『坂が好きなのは、空に向かってる道だから。』 って。 その気持ちが少し分かった気がするよ。」




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「おかえりー。 ずーいぶん遅くまで楽しんで来たみたいじゃなーい? これから帰ったら小樽まで着くのは結構遅くなっちゃうかなあー?」
「お、おう、ルミ。 ・・・・・・・・、今日は、おかげで楽しめたぜ、ありがとよ。」
「ああーら、今日はまたずいぶんと殊勝じゃなーい? 何か人の変わるルンルンなことでもあったのかしらーん???」
「・・・・・・・・、って言おうと思ってたんだけど。 やーめた!」




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「なっ、何よお! その手のひら返しはあ!!」
「人に借りを作るのはアタイの主義じゃねえ!
 その代わり、あの宿六の首絞めて今夜の宿、取らせてやったからよ。
 明日はオメエがバッチリ楽しみな。」(ニヤリ)



   




     
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# by denzib | 2017-09-21 23:02 | Comments(2)


痛くてもしょうがないよ芸風だから 一応自転車ブログ


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